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(3)静特性でもOK [【その他の品質工学関連】]

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動特性(基本機能を入力と出力で設定すること)で考えていると、「入力を何にしようか?」と悩む場面が多くあります。
特に、「品質特性」を出力に設定した場合は、入力が見つからず、悩んでいる人を多く見かけます。
悩んで悩んで先に進めないと、開発は遅れます。

実は、入力無し(静特性)でも全く問題ありません。
機能を入力と出力で設定しなくても大丈夫です。
静特性だからといって、誰かに叱られるなんてことはありません。
(※技術の世界は対等です)

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(4)利得の再現性は、悪くてもOK [【その他の品質工学関連】]

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利得の再現性を良くすることが、品質工学の目的ではありません。

利得の再現性を悪化させる原因は、以下の2つです
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【制御因子間の交互作用が大きい】
【繰り返しのバラツキが大きい】
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(5)直交表は使った方がベター(機能性評価をチヤホヤし過ぎない) [【その他の品質工学関連】]

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機能性評価(SN比で評価すること)は重要です。
これが品質工学の本質だからです。

しかし、「SN比で評価する」だけでなく、より多くの制御因子を直交表に割り付けて実験した方が、もっといい条件が求まります。
その結果、より高い満足感が得られます。
『いい条件が見つかった!』『やって良かった!』という満足感です。

この満足感が、品質工学のリピーターを増やします。
リピーターの増加は、品質工学の普及に繋がります。

●機能性評価だけで満足せず、直交表を使った実験にトライしよう!

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■まとめ [【その他の品質工学関連】]

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【教科書通りの品質工学】
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「基本機能」「利得の再現性」「動特性」が重要
 ↓
及び腰になる
 ↓
気軽にトライできない
 ↓
いつまでたっても「品質工学は難しい」と感じてしまう
 ↓
【悪循環】
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【もっといい品質工学(ゆる〜い品質工学)】
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「基本機能」「利得の再現性」「動特性」はアバウトでOK
 ↓
腰が軽くなる
 ↓
気軽にトライするから、経験値が上がる
 ↓
「やればできる!品質工学は難しくない!」と実感できる
 ↓
【良い循環】
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●【もっといい品質工学(ゆる〜い品質工学)】でモノづくりの仕事を楽しくしよう!

【後記】
■品質工学とは?
パラメータを制御因子(コントロールできるもの)とノイズ(コントロールできないもの)に分ける。
制御因子は、コントロールできるから、最適化する。
ノイズは、コントロールできないから、その影響を受け難く(つまりノイズに強く)する。
ただこれだけです。

制御因子を最適化する過程で、「直交表」を使います。
ノイズの影響を受け難くする際に、受け難くさの指標として「SN比」を使います。
ただそれだけです。

なにも難しくありません。
「基本機能」や「交互作用(加法性)」は、意識しなくても大丈夫です。
とてもシンプルです。

シンプルが故に、誰でも活用できます。
それが「もっといい品質工学」です。

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長野県品質工学研究会の活動報告(品質工学会誌2017年12月号広場の記事より抜粋) [【その他の品質工学関連】]

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長野県品質工学研究会
 2017年9月13日(水)、第5回研究会を長野県工業技術総合センター精密・電子・航空技術部門(長野県岡谷市)にて開催した。以下に内容を示す。
【特別講演会】
「伊達政宗は宮城県に何を残したか」谷本勲 品質工学会会長、アルプス電気(株)技術顧問
【品質工学会との意見交換会】
・「地方研究会との連携のために」品質工学会 地方委員会委員長 上杉一夫
・「代議員選挙の説明と協力のお願い」品質工学会 総務部会副部会長 救仁郷誠
・連携強化及び代議員選挙体制について研究会との意見交換
【事例発表】
「MT法よる音声と個人判別の試み」 日本電産サンキョー 中西徹
音声を短時間FFT(STFT)変換し、時間、周波数、音圧のマップから3つの重心を求め、それを項目としてMT法で判別したところ、言葉の違い、イントネーションの違い、人の違いを判別する事が出来た。
【共通テーマ】
「共通テーマ検討」
新会員向けに機能性評価の共通テーマを新たに設定することになった。
((有)増田技術事務所 増田雪也 記)
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鈴木真人著「独習!信号処理」 [仕事以外の話題]

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鈴木真人著「独習!信号処理」のご紹介です。

鈴木氏は、浜松品質工学研究会等で活躍されてきた技術者です。
今までにMTシステム公差解析品質工学の本を上梓されています。

今回は、MT法で波形解析をする際に役に立つ信号処理に関する本です。

FFT解析やデータを収集する際のサンプリングレートに関する注意点などが、わかりすくまとめられております。
私も実際に読んで、とても参考になりました。






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長野県品質工学研究会の活動報告(品質工学会誌2017年10月号広場の記事より抜粋) [【その他の品質工学関連】]

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長野県品質工学研究会
 2017年7月13日(木)、第3回研究会を長野県工業技術総合センター精密・電子・航空技術部門(長野県岡谷市)にて開催した。以下に示す3つの事例発表および共通テーマについてディスカッションした。
【事例発表】
(1)「T法による長寿の要因分析(3回目)」長野県テクノ財団 岩下幸廣
長寿の要因についてT法で解析したが、前回までの発表では参加者の理解が得られなかった。そこで「項目間の相関が強い場合のT法」として、2つの方法及び手順を提案、整理して、関係者で議論を行った。
(2)「T法の項目診断について」日本電産サンキョー 中西徹
T法はエクセルの関数のみで計算出来る事から、他の手法に比べると品質工学初心者への普及も比較的敷居が低い。ところが、有効項目を取捨選択するための項目選択は、2水準系の直交表を用いて行われていて、エクセル関数のみで処理するには難しい。一方、項目選択を1項目ずつで行う方法も提案されており、こちらは比較的容易に計算出来る。そこで、これらの項目選択のやり方で、推定精度に差が出てくるのか、3つの事例を使って試してみた。その結果、推定精度への影響は大きくは無いが差がある事が判ったが、どちらが有効かという結論には至らなかった。今後も研究会を通じ、簡単で有効な項目選択の方法を検討する事となった。
(3)「MT法と標準化誤圧による判別について」長野県工業技術総合センター 児野武郎
材料試験機による打抜き加工時のストローク-荷重曲線から、加工時の異常についてMT法と標準化誤圧による判別を試みた。その結果、両者とも比較的良好な判別ができた。標準化誤圧は比較的簡便に計算できるため、中小企業への普及の可能性を得ることができた。
【共通テーマ】
「共通テーマ検討」
MT法で指紋認証等の画像判別を検討する。また、製造工程の監視をMT法を使って行う等のアイディアが出された。

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【お知らせ】新規クライアント様の募集を再開致します [【最新ニュース】]

有限会社増田技術事務所は、新規のクライアント様の募集を再開致します。

※「初心者セミナー」および「定期相談会」のスタートは、2018年1月以降となります。

募集の再開の詳細につきましては、お気軽にメールにて御連絡をいただければ幸いです。

2017年9月18日

有限会社増田技術事務所
代表取締役 増田雪也


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■ブログ_プレゼンテーション『マネジメント向け 品質工学の紹介』1)技術開発を終えたはずなのに・・・ [【その他の品質工学関連】]

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プレゼンテーション『マネジメント向け 品質工学の紹介』をブログにてご紹介します。
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・「品質工学の概要をマネジメント向けに紹介したい」
・「増田技術事務所のプレゼンを試しに見てみたい」
・「プレゼン受講後、もう一度プレゼン画面を見ながら復習したい」
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そんな方にお薦めです。

【目次】
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1)技術開発を終えたはずなのに・・・
2)トラブルの原因は2種類ある
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ブログ_プレゼンテーション『マネジメント向け 品質工学の紹介』2)トラブルの原因は2種類ある [【その他の品質工学関連】]

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前章「1)技術開発を終えたはずなのに・・・」にて、トラブルの原因には2種類あることを説明しました。

『ノイズ』が悪いからトラブルが発生します。
でも、
『ノイズ』は最適化できないから、受け入れるしかない。

では、どうやって『ノイズ』を受け入れるのかを紹介します。

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